きな粉をそのまま食べると太る?食べすぎると体に悪い?

きな粉1 朝食

仕事が忙しくて残業が続くと、どうしても

夕食を食べる時間が遅くなってしまいます。

 

 

時間も遅いからあまり高カロリーのものを

食べるのもどうかなぁ…と思って

手軽に食べられるもので済ませるという人も

多いのではないでしょうか。

 

 

私はきな粉が大好きで、そのまま食べるほどなのですが

ダイエットには”きな粉”がいいと聞いたことがありますし、

食べすぎはあまりよくないという話も聞いたこともあります。

 

 

実際のところ、

 

きな粉をそのまま食べると太ってしまうのでしょうか?

食べ過ぎは体に悪いのでしょうか?

 

 

きな粉をそのまま食べると太る?ダイエットにいいと言われるワケ

きな粉は大豆を炒って粉にしただけのものですので、

大豆をそのまま食べるのとほとんど変わりません。

 

 

大豆は”畑の肉”とも呼ばれるくらい栄養が豊富で、

 

・大豆サポニン:脂肪の蓄積を防ぐ

・大豆イソフラボン:女性ホルモンと似た働きをし、脂肪を付きにくくする

・タンパク質:筋肉が減って基礎代謝が下がるのを防ぐ

・ミネラル:豊富で新陳代謝をUPする

・食物繊維:豊富で便通を良くする

 

などを摂ることができ、これらの栄養素が

ダイエットにいいと言われています。

 

 

他の大豆製品である豆腐や大豆の水煮なども

優れた食材ですが、水に栄養素が溶けだして

しまっていますが、大豆をきな粉に加工しても

栄養素はほとんど失われません。

 

 

栄養面以外でも、きな粉はカロリーも低く

100gあたり437kcal

 

大さじ1杯で8g

小さじ1杯で2g

 

ですので、小さじ35杯(70g)で

ヤマザキのアンパン1個くらいって感じです。

 

 

よほど大量に食べない限り、

食べ過ぎるて太るということもなければ、

食べ過ぎて体を悪くするということもありません。

 

 

調理の手間もかからないことから、

ダイエットに向いた食材と言われているのです。

 

 

 

きな粉はどれくらい食べる食べ過ぎ

きな粉は大さじ1杯で35キロカロリーですので、

今まで通りの食事にきな粉をプラスしすぎると

カロリーが増えすぎて太ってしまうこともあります。

 

 

朝食のパンをきな粉ヨーグルトに置き換える

など、カロリーオーバーにならないように

工夫が必要です。

 

 

また、イソフラボンは過剰に摂取すると

返って女性ホルモンのバランスを乱して

しまいます。

 

 

目安としては、

きな粉は1日に大さじ8杯までにしましょう。

 

 

豆腐や納豆などの大豆製品にも

イソフラボンは含まれていますので、

豆腐や納豆を食べる時は

もっときな粉の量を減らします。

 

 

きな粉さえ食べていれば痩せる

というわけではありませんので、

1日トータルの食事の内容に気をつけましょう。

 

 

きな粉はどうやって食べると効果的?

きな粉1

 

きな粉をそのまま食べることはもちろんできますが、

そのままだと、もそもそして食べづらく、

むせてしまうこともあります。

 

 

そこで何かに混ぜると食べやすくなります。

 

 

1.きな粉を牛乳に混ぜて飲む

一番手軽なので、ダイエットにきな粉を利用

している人の多くが牛乳に混ぜて飲んでいます。

 

 

コップ1杯にきな粉大さじ1杯が目安です。

 

 

牛乳に含まれるカルシウムも摂取することが出来ます。

 

 

2.きな粉を豆乳に混ぜて飲む

牛乳を飲むとお腹が緩くなってしまう方もいますね。

 

 

そんな場合は豆乳に混ぜて飲んでもいいです。

 

 

3.きな粉をヨーグルトに混ぜて食べる

プレーンヨーグルトにかけて食べるのもお勧めです。

 

 

朝食に食べるのであれば、グラノーラや

シリアルをプラスすると腹持ちが良くなります。

 

 

この時にグラノーラやシリアルを甘味の

強いものにしたり、砂糖を混ぜたりすると

カロリーオーバーになってしまうので、

プレーンなタイプを選びましょう。

 

 

4.きな粉を味噌汁に入れる

味噌汁にきな粉を入れると味噌の風味は

損なわずにコクが増します。

 

 

野菜の味噌汁ならば、水に溶けだして

しまった栄養素も飲むことが出来ます。

 

 

食材の持つ栄養素をしっかり

 

 

摂取できるので、味噌汁はとても優れた調理法なのです。

 

 

休日に作ろう!簡単きな粉スイーツ

最近は和風のスイーツに人気があって、

黒蜜きなこ味のスイーツなどもたくさん

ありますね。

 

 

市販のものはたくさん砂糖が使われていますが、

手づくりすると砂糖の量が加減できます。

 

 

ダイエット中に甘いものを一切取らないのは

ストレスなので、休日に作ってご褒美に

食べるとgoodです。

 

 

<材料>

牛乳 50cc

片栗粉 小さじ2

砂糖  小さじ1

きな粉 小さじ1

バナナ   40g

 

<作り方>

1.鍋に、牛乳、片栗粉、砂糖を入れて木じゃくしでかき混ぜる。

2.鍋を中火にかけて、かき混ぜる。かたまりが出てきたら弱火にし、2,3分かき混ぜる。

3.2をバットに流しいれ、粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やす。

4.バナナ(他の果物でも可)を食べやすい大きさに切る。

5.3が冷えたら、スプーンですくい取り、水に取る。

6.器に5ときな粉、フルーツを盛り付ける。

 

 

くず粉を使わずに片栗粉を使っているので、

すぐに固まります。

 

 

砂糖の量は加減してください。

 

 

まとめ

ダイエット (1)

 

きな粉は脂肪の蓄積をおさえる大豆サポニン、

イソフラボンが豊富なこと、

タンパク質が豊富なこと、

ミネラルが豊富で新陳代謝をUPすること、

食物繊維が豊富な優れた食材です。

 

 

そのまま食べることも出来て調理の手間

もかからないので、ダイエットに向いた

食材と言われています。

 

 

そのままでは、食べづらくむせてしまうこと

もあるので、牛乳、豆乳、ヨーグルト、

味噌汁に入れると食べやすいです。

 

 

きな粉はカロリーが高く、イソフラボンは

過剰に摂取するとホルモンバランスを乱し

ますので、1日大さじ8杯までとしましょう。

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